All on 4 -オールオンフォー-
無歯顎の方への治療法
Treatment
京都伏見区桃山御陵前駅、伏見桃山駅のインプラント治療
Treatment
歯を全て失った方のインプラント治療には、上下顎ともに8~10本のインプラントが必要とされていました。それに、しっかり噛めるようになるまでの治療期間は、インプラント手術を受けてから約3~6ヶ月かかり、治療費もとても高額であったため、インプラント治療を受けられない患者さんも多くいらっしゃいました。
All-on-4(オールオンフォー)による即日治療とは、下顎は4本、上顎でも4~6本のインプラントで手術当日からフルブリッジをしっかり固定して、噛む機能と審美性を即日に回復出来る全く新しいコンセプトのインプラント術式で、インプラント本数も少ないため、従来の治療法に比べて治療コストも低減でき、成功率も高い究極の治療法です。
インプラント治療とは、人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作製して噛み合わせを回復する治療法ですが、AllOn4 とは、インプラント治療を応用し、上下の顎全体を歯の数だけインプラントを埋めずに4本ないし6本で全体を支えるように設計し治療する方法です。総入れ歯との違いは固定式であることと、支える土台の違いです。
入れ歯は歯ぐきで支えるので、かかる負担を歯ぐきで支えて内側の骨の固さを歯ぐきがクッションの役割をします。長年その状態が続くとカラダの自己防衛本能により、固い骨を後退させて、骨を守ろうとしてしまうことで、変化した歯ぐきに入れ歯が合わないといったズレが生まれてきます。
その点、AllOn4 はインプラントが骨に埋まることで、天然歯と同様にかかる負荷を骨で支えていきますので、骨の後退を助長することはありません。固定式でもありズレがおきて噛みにくいといった不便も感じません。人の顎の力はとても強く、優しく噛んでいてもかかる負荷はとても大きなものです。持って生まれた天然歯は自然と負荷を分散していたりと高性能な仕組みですので、人間が後から対処的に行う方法では元通りにはなりません。だからこそ、天然歯に近い構造のインプラントを利用した治療法が理想的と言えるのです。
いくま歯科医院では、CT 撮影を行い骨の形状を診たうえで診断しサージカルガイドを利用したインプラント手術を行います。
これは従来のインプラント治療で行われていた、歯ぐきを切開し骨を目視したうえで埋入する場所や角度を決める方法ではなく、
手術を行う前から場所・角度・深さをコンピューター上でシミュレーションし実行するもので、手術の成功率を格段にあげる治療法です。
同じく成功する手術でも、歯ぐきを大きく切開する必要がないことで治療経過が早く、患者さんにかかる負担を大幅に軽減できます。
従来の治療法 | All-on-4 (オールオンフォー) |
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治療期間 | 3~6ヶ月 | 1日 |
手術時間 | 2~3時間 | 約1時間 |
治療費 | 400~1,000万円 | 230万円 |
審美性・ 清掃性 |
△ | ○ |
抜歯からインプラントの埋込み、仮歯の装着まで1日でAll-on-4(オールオンフォー)は埋め込むインプラントの数が最小4本※。
骨の移植なども必要ありません。抜歯からインプラントの埋込み、仮歯の装着まで1日で行うことが可能になりました。
あごの骨の状態によってはインプラントの数が多くなることもあります。
その辺りは無料カウンセリングの際にはっきりしますので、お気軽にご相談下さい。
つまり、今まで使用していた歯や入れ歯が手術当日まで使え、その夜には新しいインプラントで
支えられた仮歯で食事をとることが出来るのです。All-on-4(オールオンフォー)は、短時間で固定式の仮歯が入る画期的な治療法。
たった1日でお口元が劇的に変わり、 さまざまな入れ歯の悩みから解放されます。
基本的な治療の流れは、一般的なインプラント治療の流れと同じです。
手術当日は、抜歯が必要な場合は抜歯を行い、インプラントを埋込みます。
静脈内鎮静法という麻酔をしてから行うため痛みは感じません。
インプラントを埋め込んだあと、少し休憩をしていただき、埋め込んだ数時間後には、仮の歯の装着が出きます。
お口の状態によっては、仮の歯の装着が手術翌日以降になる場合もあります。
インプラントの埋込みから約6ヶ月後に、強度が高く、美しい仕上がりの最終ブリッジと交換します。
いくま歯科医院では、患者さまの状態や要望によってインプラントを活用した入れ歯治療もご提案しています。
インプラントオーバーデンチャーと呼び、総入れ歯の固定を歯ぐきではなく、埋入したインプラントを支点にしたものです。従来の総入れ歯との違いは固定式であることでズレによる痛いや違和感を軽減できます。歯ぐきで支える総入れ歯はその仕組みにより、月日が流れるごとに歯ぐきにかかる負荷が骨の後退を助長します。その反面、インプラントを埋入することで噛んだ時の負担を骨が直接うけて、しっかりと固定されることで安心できる治療法といえます。
All On 4という治療法と比べ、インプラントの本数が少なく済むことで比較的安価に治療できる利点がありますが、入れ歯とインプラント埋入箇所の両方メンテナンスが不可欠でありしっかりとケアし続けてあげる必要があります。